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清水、食料、燃料油、ディーゼル油などの供給が可能である。
船舶修理は、North Queensland Engineers & Agents社所有の小型ドライドック(長さ54mまでの船舶用)およびスリップウェー(上条能力750G/T)、TropicalReef Enterprises社所有のスリップウェー(長さ61m,2,000G/Tまで)などを使用している。
曳船は3隻が使用できる。
87年の入港船舶総数は378隻で、貨物取扱量は、砂糖、糖密だとの輸出貨物および石油製品、肥料などの輸入貨物を含め合計1,184,050トンに達している。
3.グラッドストン港
港へ至る水路は、長さ10km、幅184m、水深15.7m(低潮時)で、港内にAuckland Point,Bamey PointおよびSouth Treesの3埠頭がある。
(1)オークランド・ポイント埠頭(長さ725m)には3バースがある。
1号バース(長さ250m、幅36.6m、低潮時水深11.3m)は石炭積出し専用の2号バース(長さ251m、幅36.58m、’低潮時水深11.3m)は小麦、穀物、ソルガム、オイルシードなどの積出し専用。3号バース(長さ224m、幅36.58m、低潮時水深11.3m)は一般貨物、重量貨物、液化石油ガス、石油製品、バンカー燃料油、化学品などの専用バースである。
移動クレーン、フォークリフト・トラック、その他各種の荷役設備がある。
(2)バポイント埠頭(長さ205m、低潮時水深15m)には石炭積出し専用バースがあり、長さ245m、幅35.5mまでの石炭運搬船の収容が可能である。
(3)サウス・トリーズ埠頭(長さ483.4m)には2バースがあり、バルク・キャリア2隻の同時収容が可能である。
1号バース(低潮時水深13.7m)は、化学品、燃料油、アルミナなどを扱っており、2号バース(低潮時水深12.8m)は可能ソーダ、燃料油、ボーキサイトだとの揚荷専用バースである。
高架クレーン、移動クレーン、その他各種の荷役装置を完備している。
バンカーは、オークランド・ポイント埠頭およびサウス・トリーズ埠頭で供給が可能である。オークランド・ポイントの3号埠頭は、タンカーの主要バースとなっている。

 

 

 

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